良さを消されたリヴァプール
ナポリとの敗戦を引きずりたくないリヴァプール。。今節対戦したのがマンチェスターシティ。お得意の相手に勝利をあげCLのショックを払拭できたのか、、、
試合はお互いの良さを消し合う展開になる。両エースのアグエロとサラーも思うようなプレーができない、、
前半はお互いほとんど決定機を作れず終わる。後半に入り両チーム攻勢に出るが決めきれず、、マンCは最後の最後にPKのチャンスが訪れるも枠に飛ばず試合終了。
プレミア屈指の名門対決はスコアレスドローに終わった。
○狙いはフェルナンジーニョ、、!
序盤リヴァプールは前からアンカーであるフェルナンジーニョのところでボールを奪えるようにプレスをかけていった。それによりフェルナンジーニョのところで何度かボールを奪いショートカウンターでチャンスを作る。
しかし、エデルソンの正確なキックやベルナウトシルバのフォローによって徐々にボールを奪う回数が減っていく。さらにミルナーの負傷退場によりマンCのポゼッションは高まった。
○メンディ対策
この試合アーノルドではなく守備面とフィジカル面に優れたゴメスを右SBで起用したのはメンディが出でくると読んだからだろう。
実際ゴメスは守備において素晴らしかったが攻撃面でいうと疑問符がつく。後半から高い位置にポジションをとりスターリングを後手にしたがボールを受けてからのアイデアも乏しかった。ここはゴメスの今後の課題であり、今の時点ではアーノルドが一枚上手であるだろう。
○マンCによるサラー対策、、
マンCはサラーに対して下図のように2枚で対応した。さらにバイタルもCBとアンカーでスペースを消してサラーの活きるスペースを無くした。
また、メンディもスピードでサラーに劣らずほとんど置いていかれることはなかった。ここを押さえ込まれたことによってリヴァプールはなかなか効果的な攻撃ができなかった。。
リヴァプールの3枚のフリーランによる連携も落ち着いて対応して空けたくないスペースは確実に閉じることができていた。
さすがはシティである。
○クロップはどう立て直すか
お互いの良さを消しあい結果は0-0であったが、密度の濃い見応えのあるゲームだったと思う。
少し気になるのがリヴァプールのデュエル勝率が後半になり40%近くまで落ちていたこと。連戦の疲れはあると思うがプレミア、CLともに負けられない戦いは続くので踏ん張ってほしい!
また、サラーの復調にも期待したい、、!